Works

三鷹市 Mさんの庭

雑木の木立に囲まれたテラスで朝食をゆっくりと楽しみたい。
Mさんのそんな話で始まった庭づくりです。
玉川上水に近い武蔵野の面影が残る土地柄です。
新たな家と暮らしがこの土地に馴染むように、近隣の緑と一緒に庭の木々が包みます。

アプローチ ツリバナの木がちょっとちょっかいを
建築家の佐久間さんデザインの表札
ツリバナ、シロモジ、コハウチワカエデ、ヤマボウシ、
庭の中へ木立がつながってゆきます
古い庭石を活用して庭への苑路に

木戸をくぐって
テラスの庭へ

テラスをぐるっと木々が囲みます 
アズキナシ、エゴノキ、ヤマモモ、アブラチャン、イジュ
ユスラウメ、ユズ、などなど
やがて 草木が茂って 緑の海に浮かぶような
デッキテラスになってゆきます

左上の窓は書斎、右下の低い窓はお風呂
それぞれの窓からの眺めを大切にしたい
Mさんの期待に答えました

書斎から 窓前のアズキナシ越しに庭を見る
お風呂から こちらはクロモジの向こうに木立が

ヒメウツギ
春に純白の小花がテラスに溢れます

段差のステップ
ここでも古い庭石が活躍

年季の入った石をタイムが包み込んでゆきます

キキョウ、ミソハギ、ミズヒキ、ヨメナ、懐かしい野の花たち

常緑ヤマボウシ花盛り
木々の花も季節季節に

キュウリの花
小さな菜園も庭のお楽しみ

ヤマコウバシの実
早春には黄色い小粒の花が

夜景も庭の楽しみのひとつ

現場に度々足を運び
建築家を交えて
Mさんと共に考え
作った庭です